CrystalDiskInfoの高温の警報音の設定変更

データ救出・データ復旧事例について

パソコンが故障して「動かない」「起動しない」状態でも、特殊な作業を行うことで、データを取り出せることがほとんどです。
そんなデータ救出・データ復旧事例のご紹介です。

こんにちは、コンピュータケア愛媛の菊池です。

今回は「QA事例」をお届けします。

Q&A事例について

Q&A事例は、お客様から頂いたご質問+当社の回答を(完全匿名化した上で)できるだけ原文に近い形であなたにお届けするコーナーです。

Q&A

以前、菊池さんに教えてもらったSSD健康診断ソフトから、高温を知らせる音が鳴ります。
結構な頻度で鳴ってしまうので、何とかできませんか?
HDD/SSD健康診断ソフト「CrystalDiskInfo」に関するご質問を頂きました。
記憶装置(HDD/SSD)は、高温のまま使い続けると寿命が短くなると言われていますので、一定の温度(しきい値)以下でご利用されることをお勧めしています。
2024年5月現在、CrystalDiskInfoの初期設定(既定値)では、
・HDDだと50℃
・SSDだと60℃
を超えると高温アラートの音が鳴る設定になっているようです。

基本的に、高温を知らせる音が鳴った場合は、クーラーをかける等で外気温度を調整して頂くようにご案内させて頂いています。
※ノートPCの場合は、底面に敷く「ノートPC冷却台(amazonへのリンク[PR])」の導入を強くお勧めしています。

しかし、クーラーがないご家庭や、電気代節約のためにクーラーはまだ我慢されるという方もいらっしゃいます。

「CrystalDiskInfo」自体をアンインストールしてしまえば、もちろん警報音は鳴らなくなるのですが、個人的に、温度調整してでも、「CrystalDiskInfo」は常駐させておくことをお勧めしています。

ということで、何らかの理由で、一時的に高温の警報音がなる温度を調整したい場合に、下記の手順で行ってみてください。

デスクトップまたはタスクトレイからCrystalDiskInfo(CDI)を起動して、「機能」>「上級者向け機能」>「警報 – 温度」と進みます。
CrystalDiskInfoの高温の警報音の設定変更

次の画面になるので、バーの左右(この画面にはボタンが見えませんが、マウスを近づけるとボタンが表示されます)をクリックすれば、何度以上で警報音を鳴らすかの設定変更が出来ます。
CrystalDiskInfoの高温警報音の温度調整画面

【注】記憶装置(HDD/SSD)が複数搭載されているPCでは、記憶装置ごとに上記設定を行ってください。

基本的に、初期設定のままで利用されることをお勧めしていますが、どうしてもの場合に、暫定対処としてなら良いと思います。

ご参考になると幸いです。

PS.
ノートPC冷却台(amazonへのリンク[PR]) はどれがいいですか?というご質問もよくいただきます。
これは実物を確認しないと回答が難しいご質問です。
ブログ上では個別のご案内が難しいため、選定基準だけお伝えさせて頂きますね。
・ノートPCのサイズに合った冷却台であること(ちょうどのサイズがない場合は「大は小を兼ねる」で)
・熱源の下にファンが配置されていると望ましい
・よく分からない場合は、面全体にファンが付いている機種がお勧め

「有料でいいので個別に聞きたい」という場合は、「パソコンQ&A」をご利用くださいませ。

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