Windows10サポート終了まであと1週間!
前回から全3回で特別号をお届けしています。
2回目の今回はWindows10のリスクを再確認しておきたいと思います。
後半では、最新情報を軽く2つご紹介します。
………………………………………………
おはようございます。
コンピュータケア愛媛の菊池です。
朝晩はすっかり涼しくなりましたが、日中はまた夏日に戻っているようです。汗
一日の中での気温差に注意して体調管理したいですね。
▼
前回は、Windows10サポート終了特別号その1 として、
昨年時点ではWin11に未対応だったある銀行システムが、
今年再確認したら対応済みだったお話しをご紹介しました。
今回は、Windows10サポート終了特別号その2として、
Windows10を使い続けるリスクについて、
もう一度再確認しておきたいと思います。
【Windows10サポート終了まであと1週間!】
Windows10→11対応済みの方や、Macユーザーの方は後半に飛んでも大丈夫です。
まだWindows10をお使いの方に向けて、情報をお届けします。
もし身近にまだWindows10をお使いの方がいらっしゃる場合は、
サポート終了のことを教えてあげてくださいね。
本日の特別号その2でご紹介させて頂くのは、
「Windows10のまま使い続けたらどうなるの?(どんなリスクがあるの?)」
というお話しです。
マイナスの理由を挙げて行動を勧めることは個人的にあまり好きではありませんが、
情報をご存じでない方に正しい情報をお伝えすることは大切だと思いますので、
今日はあえてWindows10を使い続けるリスクについて再度お伝えします。
過去の Windows XP/Vista/7/8/8.1 のサポート終了の時と同じで、
Windows10もサポートが終了すると、次のようなリスクが発生します。
■セキュリティ更新の提供終了
WindowsOSのセキュリティ更新、つまり、WindowsUpdateの提供が終了になります。
※以前のメルマガで紹介させて頂いた、「拡張セキュリティ更新プログラム」(Extended Security Update:ESU)を受信できる設定を行ったPCを除く。
WindowsUpdateが提供されないと、OSの不具合が修正されなくなりますので、
WindowsPCとしての「土台・基盤」が安全ではなくなります。
■脆弱性や脅威へのリスク増大
「自分は別売のセキュリティソフトを入れているから大丈夫!」と言う方もいますが、
実は大丈夫ではありません。
なぜなら「守備範囲が違う」からです。
家で例えるなら
WindowsUpdate → 1F玄関から下の「家の土台・基盤」を守る役割
セキュリティソフト → 1F玄関より上の「家の建物」を守る役割
みたいなものですから、土台・基盤がやられてしまうとアウトです。
悪意のある人たちにとって、サポート切れOSは格好の標的になります。
■メンテナンスコストの上昇
WindowsUpdateが提供されなくなると、
トラブル対応や復旧の費用・時間が増えて、
結果的にWindows11 PCを購入するより割高になる恐れもあります。
割高で済めばいい方で、OSが原因になっている場合だと
時間とお金をかけて対応しても「直せない」可能性さえあります。
■新しいアプリとの互換性問題
OSのサポートが切れると、
アプリの提供元がそのOS上のアプリのサポートを
打ち切ることが多くあります。
そうすると、サポート期間内は普通に伝えたアプリが、
後日気付かないうちに使えない・動かない状況になるかもしれません。
※注:全てではありません
■最新機能を利用できない
最新のセキュリティ機能などは、サポート対象OSのみに提供されます。
つまり、進化する技術に取り残される可能性があります。
※特殊な業務ソフトをご利用の場合は、技術的にWindows11に対応できない場合があります。
※そのような場合は、業務ソフトの提供元にお問い合わせください。
これらの情報はネットをよく調べると出てくる情報ですが、
調べたことがない方には知らない話もあると思いますので、
菊池解説を加えて、整理してご紹介させていただきました。
実は、多少なりともそんな情報を知っていても、中には動けない方もいらっしゃいます。
そんな理由の1つは「めんどくさい」です。
・自分で調べるのがめんどくさい
・買い替えるのがめんどくさい
・新しいPCを設定するのがめんどくさい
・アプリやデータを移行するのがめんどくさい
・アップグレードの作業をするのがめんどくさい
そんな方のために、全部丸投げできる人がここにいます。(菊池)
・自分で調べるのがめんどくさい → パソコンQA で解決します
・買い替えるのがめんどくさい → パソコン購入サポート で解決します
・新しいPCを設定するのがめんどくさい → パソコン初期設定 で解決します
・アプリやデータを移行するのがめんどくさい → パソコン新旧移行 で解決します
・アップグレードの作業をするのがめんどくさい → Windowsアップグレード で解決します
もし「どこまでやってもらえるか分からない」という場合は、
15分無料相談を使っていただき、お気軽にご相談くださいね。
「めんどくさいことをしなくて済む」なら
安心してWindows11へのアップグレードや
PCの買い替えを進められるはずです。
まだ間に合いますので、
Windows10をご利用中の方は
Windows11への移行を菊池と一緒に進めませんか?
半年ほど前にWindows10からWindows11に買い替えされた方から
嬉しい声を頂いていますので、ぜひ紹介させてください。(後日談)
>やっぱりパソコンって、いろいろめんどくさいんだよね。
>でも菊池さんにお願いしたら、全部やってもらえたので、めちゃくちゃラクでした。
>その節はありがとうございました。
【後半:Windows10以外の最新情報を少しだけ】
ここ1ヶ月はWindows10のサポート終了関係の駆け込み依頼が多いのですが、
世の中はWindows10以外の話の方が多くあります。
ここ1~2週間で菊池が見たITニュースは何十とありますが、
その中から今日は2つだけご紹介しますね。
1つ目は、PCサポート店の立場から、Windows11 ver25H2公開のお知らせです。
窓の杜 2025年10月1日 06:29
【速報】「Windows 11 2025 Update」(バージョン 25H2)の一般提供が開始
大型アップデートは「当てた方がいい」ものではなく、
WindowsUpdateを受け続けるには「当てないといけないもの」です。
ただし、急いで当てる必要はありませんし、急いで当てない方が安全です。
現時点では、手動で WindowsUpdate を実行しても降りてきませんので大丈夫です。
いつものセリフですが、Microsoftの初物には何らかの不具合があると思っておく方が安全なので、
一般ユーザーの方は自分から積極的に取りに行かないことをお勧めします。
※自動で降ってきた時は、基本的に大丈夫なはずです
2つ目は、AI講師の立場から、動画生成AI「Sora 2」発表のお知らせです。
窓の杜 2025年10月1日 10:01
OpenAI、動画・音声生成モデル「Sora 2」を発表 ~iOSアプリも米国・カナダで先行提供
ChatGPTの有料ユーザー(Plus以上の方)だと、
一度は使ったことがあるはずの動画生成AI「Sora」ですが、
これまでのver1では“試作版”的な部分がありました。
それが今回発表された「Sora 2」では、大幅に機能強化されているそうです。
(現在日本では招待制になっていて、全員が使えないので、菊池もまだ使えていません)
例えば体が不自然な方向に曲がってしまったり、
リアルな動画は生成できても、映画風やアニメ風は出来なかったりしました。
それらが今回のバージョンアップで出来るそうです。
全員が使えるようになる日が楽しみですね!
これからも、あなたのPCライフが少しでも快適になるような情報をお届けしていきます。
次回の配信も、どうぞお楽しみに!
コンピュータケア愛媛
菊池
PS.
直近の Windows10サポート終了関連記事:
2025/10/03 【Windows10サポート終了特別号1】再確認したら以前は未対応だった銀行システムがWindows11対応になっていたお話
2025/09/12 Windows10サポート終了まであと1ヶ月、延命か買替か最終整理
最後の駆け込みラッシュで、複数の方からお問い合わせやご連絡を頂いています。
Windows10 をお使いの方も、まだ間に合います。
ご相談を延長していますので、お気軽にお声がけください。
お問い合わせ・ご依頼は
パソコン、コンピュータでお困りの方は、お気軽に当社までご相談ください。
※ブログ記事に関する無料サポートは行っておりませんので、サポートをご希望の方は有償サポートをご利用くださいませ。