「本人備忘録:TeraTerm メモ」 に続いて「本人備忘録:PuTTY メモ」です。
puttyは当社がいま現役で使っているターミナルです。
はじめに
ここでは初心者の方向けに、ザックリと分かりやすさ重視の説明にしてあります。
詳しい方はツッコミどころがあると思いますが、笑って流してください。
UNIX/Linuxを使う時は、基本的にターミナル(Windowsのコマンドプロンプトみたいな画面)で、コマンドライン(CUI)で操作をします。
昔は「telnet」というものが使われていましたが、telnetは通信が暗号化されていないため、セキュリティを高めるために通信を暗号化した「ssh」(Secure Shell セキュアシェル)というものが作られました。
sshで接続する時に使うソフトを「sshクライアント」といいます。
Windows上のsshクライアントはいろいろありますが、個人的には「TeraTerm(テラターム)」と「PuTTY(パティ)」の2つが有名(主流)だと思います。
個人的に、昔は teraterm ばかり使っていましたが、putty を知って、接続先ごとに設定を別々に保存できるところが気に入って、putty に乗り換えました。
(現在 teraterm はマニュアルが teraterm 用に作られている場合などの時に限って使う程度になりました)
公式サイト
PuTTY: a free SSH and Telnet client
公式サイトで配布されているオリジナル版は日本語対応していないため、菊池は最新バージョンの確認目的のみに利用しています。
PuTTY情報
窓の杜 2024年4月16日 12:55
「PuTTY」に秘密鍵が復元できてしまう深刻な脆弱性 ~「WinSCP」など他ツールにも影響
最新版v0.81が公開されています。
v0.80以前のバージョンにはセキュリティの脆弱性があるため、必ずアップデートしておきましょう。
ダウンロード
オリジナル版を日本語対応させたものをフリーソフトとして配布してくださっている方がいます。
2019年12月現在でも開発(バージョンアップ)が続いているのは下記の2つのようです。
・hdk の自作ソフトの紹介 | PuTTYjp
・PuTTYrv (PuTTY-ranvis) – Ranvis software
2019/12/02時点のオリジナル版の最新は「2019-09-29 PuTTY 0.73」ですが、
hdkさんの「PuTTYjp」は「2019/04/10 Version 0.71-jp20190410」
ranvisさんの「PuTTYrv」は「2019/10/01 PuTTY-0.73-ranvis」
となっているため、今から新規にインストールされる方はベースが新しい方の「PuTTYrv」をオススメします。(0.71 → 0.73 でバグ修正とセキュリティ修正が施されています)
2024年04月時点では PuTTY-ranvis だけ更新されていました。
・PuTTYrv (PuTTY-ranvis) – Ranvis software
菊池が使っているのも「PuTTYrv」です。
説明
技術的な話の要点を手っ取り早く知りたい方はWikipediaをどうぞ。
PuTTY – Wikipedia
解説、インストール、使い方まで一通り網羅されているページを探している方はこちらが分かりやすいと思います。
Windowsでsshクライアント「PuTTY」を使う:Tech TIPS – @IT
インストール
以下「PuTTYrv」でのメモになります。
ダウンロードした
PuTTY-0.73-ranvis-20191001.win32.zip (32bit用)
または
PuTTY-0.73-ranvis-20191001.win64.7z (64bit用)
を(Lhaplusや7-Zipで)展開して
PuTTY-0.73-ranvis-20191001.win64\PuTTY-ranvis\putty.exe
を実行するだけです。
菊池は
C:\kick\PuTTY-ranvis\putty.exe
と配置して、ショートカットを張って使っています。
個人的に、インストーラーのないソフトは
C:\kick\
配下に格納するのがマイルールです。
アップデート
アップデート前に、念のためレジストリのバックアップを取っておく方が良い。
最新版の7zを取得・展開して、既存のディレクトリに上書きすればOKだった。
(0.73 → 0.81 で確認済み)
接続設定
最小限の設定は、上記 @IT さんの記事 の
●PuTTYでsshのサーバに接続する
を見れば接続できると思います。
接続先ごとの公式URLをいくつかリンクしておきます。
下記の各社公式マニュアルではほとんどオリジナル版を紹介していますが、日本人が日本語環境で使う場合は「PuTTYrv」をオススメします。
ロリポップ
SSHについて
の通りに初期設定してから
Win PuTTYのSSH設定について
の通りにすれば接続できます。(確認済み)
(接続ポート 2222、パスワードのみ、公開鍵認証 NG、パスワードはサーバーで自動作成)
余談
マニュアルの最後の「SSH接続完了です。scpコマンドを使用し、操作してください。」
というのは謎ですね。多分ただの誤植です。
エックスサーバー
SSH設定
の通りに初期設定してから
puttyを使って、xserverにssh接続 | 社員ブログ | 株式会社エン・PCサービス
などのように設定すれば接続できます。(確認済み)
(接続ポート 10022、パスワード認証 NG、公開鍵認証のみ、秘密鍵は .ppk に変換要)
公式マニュアルにはteratermの手順書だけあってputtyの手順書がなかったため「xserver ssh putty 接続」でググって1位の記事にリンクさせて頂きました。
なお「PuTTYrv」だと英語ではなく日本語表記であることに加えて、バージョンが異なるためボタンの配置が少し違う等の差分はありますが、画面内の文字を見れば分かる程度です。
mixhost
公式ページの通りにするだけです。(確認済み)
SSHのご利用方法 – mixhost ヘルプ&サポート
AWS
PuTTY を使用した Windows から Linux インスタンスへの接続 – Amazon Elastic Compute Cloud
AWSの公式ドキュメントにしては 珍しく 分かりやすい方だと思います。
この通りに設定すれば接続できます。(確認済み)
設定詳細(本人用)
本人用の設定箇所と設定値を参考までにシェアしますね。
何となく使っていて、毎回「あの設定どこだっけ?」となる方は、どうぞご利用ください。
「セッション」
ホスト名:接続先のIPアドレス または FQDN
ポート:22など(接続先によって異なるため指定されたポートを指定)
接続タイプ:SSH
「セッション」>「ログ」
セッションのログ:印刷可能な出力
ログファイル名:&Y-&M-&D_&H_putty.log
「ウィンドウ」
桁:100 (利用環境に合わせてお好みで)
行:36 (利用環境に合わせてお好みで)
「ウィンドウ」>「外観」
フォント:MSゴシック, 14-point (利用環境に合わせてお好みで)
「ウィンドウ」>「変換」
リモートの文字セット:UTF-8 (CJK) ※変更なし、確認のみ
「接続」
Keepaliveの間隔(秒):300 ※これを指定しないと一定時間経過後に切断されます
「接続」>「データ」
自動ログインのユーザ名:(ユーザー名の入力を省略したい場合は入れると便利です)
「接続」>「SSH」>「認証」
認証のための秘密鍵ファイル:(任意PATH\秘密鍵ファイルを指定) ※拡張子は .ppk
一通り設定が終わったら、「セッション」ペインに戻って
「保存済みセッション一覧」にホスト名などを入力して「保存」しておきましょう。
接続先ごとに保存できるので、接続時に「読込」して「開く」だけなのでとても便利です。
環境設定(config)のbackup/restore(export/import)
PC変更時に設定を backup/restore(export/import)できます。
puttyの設定は iniファイルではなくレジストリに記録されています。
コマンドプロンプト(管理者)を開いて次のコマンドを実行します。
※PATHは適当に読み替えてください。(C:\temp を先に作っておけばコピペでいけます)
Windows10からWindows10への移行で動作確認済みです。
それぞれコマンド1行なので、とても簡単かつ便利です。
backup (export)
C:\> reg export HKEY_CURRENT_USER\Software\SimonTatham\PuTTY c:\temp\putty.reg
restore (import)
C:\> reg import c:\temp\putty.reg
puttyの設定を別PCに移行する – Qiita
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