有線LAN or 無線LAN

こんにちは、コンピュータケア愛媛の菊池です。

今回は「事例紹介」の「Q&A事例」をお届けします。

Q&A事例について

Q&A事例は、お客様から頂いたご質問+当社の回答を(完全匿名化した上で)できるだけ原文に近い形であなたにお届けするコーナーです。

Q&A

※今月似たご質問を複数件頂きましたので、1つにまとめて記事にしました。
※便宜上パソコンと書いていますが、WindowsPCでもMacBookでもスマホでもタブレットでも同様です。

パソコンをインターネットに接続するのに、
有線でも無線でも同じですか?
有線と無線のどちらがいいのですか?
菊池さんはどちらがオススメですか?

正常につながるなら、もちろんどちらでも構いません。
ただ仕事用PCには、一般論として有線LANをオススメしています。
メリット・デメリットをまとめると、次のようになります。
(上の4マスがたすき掛けの形になっています)

有線LAN(ケーブル接続) 無線LAN(Wi-Fi)
メリット 通信速度が一般に速い
通信の安全性が高い(盗聴不可)
通信の安定性が高い(他の電波の影響を受けず、距離が長くても安定したまま)
物理的なケーブルがないので配線がスッキリする(目に見える配線がない)
ケーブルを踏んだり挟んだりすることがない(目に見えない電波なので)
デメリット 物理的なケーブルを這わせる必要がある(気になる人は気になる)
ケーブルを踏んだり挟んだりすると断線することがある
通信速度が一般に遅い
通信の安全性が有線LANより低い(古い規格で接続している時は特に)
通信の安定性が一般に低い(他の電波の影響を受けたり、親機と遠くなると不安定になる)
こんなPC等にお勧め デスクトップPC
場所を移動しないノートPC
速くて安定した通信が重要なPC
無線LANで速度が出なかったり、通信が不安定な場合
場所を移動するノートPC
LANケーブルを引くのが難しい場所で使うPC(デスクトップ、ノート 問わず)
親機との距離が近くて安定してつながる場合
菊池さんはどちら派?
個人的に有線LAN派です。

スマホやタブレットは無線LANで使っていますが、MacBookには最初から有線LANアダプタを買いました。

【注】
この解説は初心者の方向けに分かりやすさ重視で書いています。
現在最新の WiFi6 だとうんぬんかんぬんのお話はごっそり省略しています。
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個人的な感想+オススメ商品のご紹介

2019年以降、有線LAN(RJ45ポート)を搭載していないノートPCが増えてきた印象があります。
※MacBookにはそもそも最初からLANポートはありませんね。
有線LANが付いていないPCでも、有線LANアダプタという製品を使えば有線LANが使えます。
菊池が自社用に選定・購入して使っている製品を接続端子別にご紹介しますね。

(1)USBタイプA用(いわゆる普通のUSB端子)

BUFFALO 有線LANアダプター LUA4-U3-AGTE-BK

(2)USBタイプC用(後発の小さいUSB端子)

LENTION USB C 有線LAN 変換アダプター

(3)iPhone/iPadのLightning用(USB-Cと互換性のないApple独自規格)

RJ45 変換 for iPhone/iPad LANアダプタ Ethernet有線

(GbEではなく100Mbpsですが、安価であること、iPadでプラグ・アンド・プレイOKだったこと、自社環境ではWiFi4/WiFi5環境より速くなったこと、の3つの理由でOKと判断しています)

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